Written by
in
断食だんじきの月つきが終おわったから、イードの行事ぎょうじが始はじまった。お年玉としだまのような行事ぎょうじだ。3日間にちかん、大人おとなが年下とししたにお金かねをあげる。みんな楽たのしそうだ。
ところが、イードにはなかなか慣なれない。
人々ひとびとは多おおいし、わざとらしいお世辞せじもある。
このとき、子供こどもの頃ころのイードが、よみがえってくる。
そこには亡なくなったおばちあゃんがいる。
僕ぼくは、ガラスの空あいた半分はんぶんをどうしても見みてしまう。
僕ぼくの手てから滑すべり落おちていったものが僕ぼくにとっては大事たいじだから。