ワダハばあちゃんの手

子供の頃、 両親に「男らしくなれ」や「もっと祈れ」と言われたりした。
大人になるまで、つらい時期だった。

でも、おばあちゃんは私のためにいてくれた。私の味方だった。

おばあちゃんは目が見えない人だった。
それで、ばあちゃんは私の顔を手だけで触って見てくれた。
そして、その手で悪いものから私をいつも守ってくれたんだ。

おばあちゃんの手がないから、夜がずっと長く感じるようになった。