原油が発見される前、
クウェート人は少なかった。
約7万人しかいなかった。
しかし、発見された後、労働力不足の問題が生まれた。
そのため、様々な国から多くの労働者がクウェートへ働きに来た。
原油がクウェート人を裕福にした。
それと同時に、クウェート人の行動も大きく変わった。
社会の問題の大半は、この原油が原因だ。
社会が急に変わることは、決して良いことではない。
裕福になると、誰でも車を買えるようになり、家も簡単に持てるようになった。
しかし、歳月が流れるにつれて、大家族が増えていった。
そして、家政婦を雇うことがふつうになった。
今、多くのクウェート人の家には家政婦がいる。
その上、運転手や、中には料理人もいる。
その労働者が終日働いている。
労働時間異なって、でも、平均は8時間ぐらいだ。
月給はクウェートの通貨で6万円ぐらいだ。
家政婦と運転手は雇用主の家に住んだり、食事も与えられたりしている。
しかし、それでも6万円が少ないと私は思う。
もし私が彼らの立場だったら、こんな月給で働きたいと思うか?
この仕事をやりたがる人々は、インドやフィリピンなどから来る。
その国の通貨は、クウェートほど高くない。
だから、彼らの国では6万円で十分なのかもしれない。
だが、クウェート人と外国人労働者の間には、ほとんど繋がりがないように見える。
そして、そんな扱いや差別が、日常生活のあちこちに見られることがある。
今、家政婦などは、75万人いる。
毎年、そのうちの何人かはその扱いから逃げようとする。
それでも、正確な数はわからない。
誰も数えようとはしない。
誰も気にしない。

