クウェートについて話す前にクウェートという国の設立について話さなければならない。約300年前に、木も川もない土地に人々が集まった。海を渡って様々な国から来て、村が人々によって作られた。
「川のないところに文明は生まれない」ということわざがある。そのため、この地は「封建的」な形で支配されてしまったと思う。お金持ちに豊かさは独占された。貧しい人は自分の魂以外何も持たなかった。
約90年前に原油が発見された。しかし、みんな無知だった。お金だけがあった。
人間はお金を求める…だから、色々な国からここにたくさん移住してきた。彼らはクウェート人となった。そして、「クウェート人とはだれか」という質問が生まれた。300年前の人か、200年前の人か、90年前に来た人か。村の人、砂漠の人、船で渡ってきた人…だれなのか?木も川もないこの国には色々な人がいる。そして、クウェート人と言われる人々には共通のアイデンティティがないのだ。
今、このアイデンティティの問題が噴出している。最近、毎週政府は数人から数百人ものアイデンティティを消してしまう。人口の16%が消されてしまう。権利を失った人のようになった。「お前たちは村の人間ではない」と言われた。木も川もないこの国で。
人が簡単に消されてしまうこの国で、心の平穏がない。砂漠の砂絵は次の風で消える。「クウェート人」という意味もそれと変わらない。

